【第1弾】子育て家族のヴォクシーユーザーがCX-8に試乗してみた!

レビュー

我が家は子育て家族のヴォクシーユーザーなのですが、新車で購入してからもうすぐ丸5年、2回目の車検が近づいてきたので、買い替えを検討しています。

いろいろと考えた買い替え候補の中で、CX-8に試乗してきましたので、その感想をお伝えしていきたいと思います。

CX-8の性能や機能などは、専門的な方々がいろんなサイトで解説してくれていますので、そういった内容は省略しまして、

車に関してはド素人の私としては、「ヴォクシーとの比較」を中心に、ただただ感じたことを素直にお伝えしたいと思います。

あくまでも、個人の感想となりますので、その点ご了承の上ご覧いただいます様お願い致します。

ヴォクシーと比べて運転しやすい!?

まずは、パパ視点で運転のしやすさを比較したいと思います。

前方の見やすさ

CX-8はヴォクシーのような箱型のワンボックスカーではなく、SUVタイプなので運転席から車両前方までが比較的長い(ノーズが長い)ので、ヴォクシーに慣れてしまっている私には運転しにくく感じるのでは!?と想像してました。

が、意外とすんなり運転できました。

営業のかた曰く、運転席からの視界のよさにはこだわっているそうで、一つ一つ細かい設定によるものの総合評価として、とても視界が良いと感じました。

ただ、ヴォクシーもかなり視界は良いので、CX-8が圧倒的によいかというとそうでもないですね。

加速感

ガソリンターボを試乗したのですが、とてもパワーがあって、アクセルをちょっと踏んだだけでもスッと進んでいく感じは、ヴォクシーとは違って心地よかったです。

この感覚はヴォクシーにはないものですので、CX-8ならではですね。

街中でその良さを感じることは少なそうですが、高速道路や山道での走行では運転が楽になりそうです。

ハンドリング

Gベクタリングコントロールという、ハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで車の動きをスムーズにするというマツダ独自の機能が搭載されているそうで、 ハンドルを切った感じと車が曲がっていく感じが非常に自然で、とても運転しやすかったです。

ヴォクシーであればちょっとロールしてしまうようなカーブにそこそこなスピードで突っ込んでいってもスッと曲がってくれます。

山道などを走る際にはもっと違いが分かるかもしれませんね。

ハンドリングの良さはCX-8が圧勝です。

運転サポート機能

我が家のヴォクシーはToyota Safety Senseが搭載されていないモデルですので、それと比べるとCX-8にはたくさんの運転サポート機能がついています。

その中で一番便利だなぁと思ったのが、アクティブ・ドライビング・ディスプレイと呼ばれる機能です。

一般的には、ヘッドアップディスプレイと呼ばれる機能で、フロントガラスに現在の速度やナビルート誘導や制限速度の情報などを表示してくれます。

この機能がついた車に初めて乗ったのですが、メーターに視線を落とさずに情報を確認することができるのでとても便利かつ安全な運転のサポートになるなぁと感じました。

ヴォクシーと比べて2列目の乗り心地は!?

試乗した際、途中で妻と運転を交代し2列目に座ってみました。

試乗したCX-8は6人乗りタイプで、セカンドシートが独立しているタイプでした。

シートの座り心地

運転していた時の感覚と同様に、2列目もヴォクシーと比較して圧倒的に揺れが少ないです。

その点はとてもよいのですが、シートが私には合いませんでした。

肉厚間のある見た目高級そうなシートなのですが、座った時の沈み具合が中途半端で、体にフィットせず、逆に体がシートに合わせている感覚でした。

リクライニングも可能なのですが、結構倒しても腰のあたりが盛り上がった感覚になり、腰痛防止の強制シートに座っている感覚になってしまいます。

人それぞれの感覚がありますので、このシートがフィットする方もいると思うのですが、正直ヴォクシーの2列目の方がリラックスして座れます。

背筋をピンと伸ばして、キレイな姿勢で座ればよいのかもしれません。

足元の広さ

ヴォクシーと比較すると、足元の広さはちょっと狭めです。

とはいえ、セダンタイプの車と比較すると十分広く狭いと感じることはないと思います。

なれれば大丈夫なレベルですね。

室内高

これはヴォクシーと比較すると圧倒的に低く感じます。

若干圧迫感も感じるかもしれません。

足元の広さと同じく、ヴォクシーに慣れてしまっているのが原因ではありますが、足元の広さよりも慣れるのに時間がかかりそうな差があり、ちょっと窮屈な空間に思えてしまいます。

ヴォクシーからの乗り換えの際には気になるポイントだと思います。

3列目の乗り心地は!?

試乗中に3列目に乗ることはできなかったので、停車中に乗り込んだ際の感想です。

ヴォクシーと比較すると大人にとっては、足元も天井の余裕もかなり窮屈に感じます。

3列目のシートがヴォクシーよりもしっかりしていることも、空間という点においてはマイナスなのかもしれません。

ヴォクシーの3列目も大人にとっては短時間利用が限界なレベルですが、CX-8はそれ以上に感じました。

ただし、小学校3年生の娘にとっては、ちょうどよいスペースで、かつ、ヴォクシーと比べるとシートがしっかりしていて長距離でも大丈夫そうとのこと。

大人にとってはイマイチですが、小学校低学年までの子供であればヴォクシーよりも3列目の乗り心地は良いのかもしれません。

妻と子供の評価は!?

ここまでパパ目線での評価をお伝えしてきましたが、妻と子供の評価はどうだったのでしょうか。

乗り降りがしにくい

スライドドアじゃないので、乗り降りがしにくいとのこと。

子供(小学校3年生と幼稚園年長)はドアが重いので閉めにくい!

妻は、子供がドアを開けるときに隣の車にぶつけそうで怖い!

これは試乗する前から想定されていたことですが、やはり・・・といった感じです。

2列目のシートベルトがしにくい

ヴォクシーの2列目のシートベルトは、座席と一体になっていてどこの位置にあってもどの角度になっていてもサッとシートベルトを取ってきて締めることができます。

また、小学校3年生の子供でもシートベルトを締めた後にフィットします。

CX-8は2列目のシートベルトが座席からではなく車体から出ているので(ヴォクシーの1列目と同じ)、小さな子供にとっては座りながらシートベルトをするのがちょっと大変そうです。

シートベルトを締めた後も子供にはちょっと浮いた形になり、邪魔なものが目の前にある感覚になって嫌だと。

ちょっとした違いですが、我が家の子供にとっては大きなマイナス点だったようです。

DVDが見にくい

ヴォクシーでは後席モニターを設置しており、長距離ドライブの際の必需品になっているのですが、CX-8の場合、設置位置が2列目にかなり近い場所になります。

そのため、ヴォクシーと比較すると子供にとってはかなり見上げる姿勢になり見にくそうです。

ヴォクシーの方が運転しやすい(By妻)

私はかなりの違いを感じた運転のしやすさ(ハンドリング、加速感、安定性)ですが、我が家の妻にとっては違いがいまいち分からなかったそうです。

むしろヴォクシーの方が窓が大きく、視界も良好、ゆったり走れるぐらいの感覚だそうでした。。。

マツダさんの一番のこだわりが分からずスミマセン!

でも、冷静に考えれば、普段家の周りを運転するだけの妻にとっては、自分の運転スタイルでハンドルを切り、アクセルを踏む感じでは、ハンドリングや加速感や安定性の違いが出ないのかもしれません。

むしろ、アクセルを踏みすぎてもゆったりスタートしてくれるヴォクシーの方が安心なのかもしれないですね。

感覚の違いって面白いですね。

ヴォクシーからの買い替えの候補になるのか!?

試乗をした結果、

「2列目の乗り心地が合わない!」 Byパパ(2列目ほどんど座らないですが)

「スライドドアの方がいい!」 By子供 & 妻

「ヴォクシーの方が運転しやすい」 By妻

という評価であったため、CX-8は我が家的にはヴォクシーからの買い替え候補にはなりませんでした。

CX-8はとても人気がある車で、いろいろなところで高評価を受けていますので、多くの方にとってはとても魅力的な車であることは間違いないと思います。

が、

しかし、

残念ながら、我が家においてはあまりフィットしなかったです。

今、ヴォクシーに乗っていて、今後CX-8への買い替えを考える際の参考にしてみてください。

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